
『わたし』はこんな人。
そんなふうに、私たちは無意識に幼い頃から『わたし』をカタチづけています。
育った環境、周りからの情報、常識・・・、
いろいろな思い込みによって『わたし』を決めつけています。
そして、無意識にその『わたし』が経験することも決めようとしています。
こんなふうになれたら『わたし』は幸せ。
こんなことを実現できたら『わたし』はOK(自分を認められる)。
とか。
そして、私たちは頑張ります。
また、自分の決めた頑張りができなくて自分にガッカリしたり絶望したりします。
もし、私たちが思い描いた状態になったとき、
それに向かって想像していた「幸せ」を体験し続けるのでしょうか?
瞬間的な幸せは感じるかもしれない。
でも、その状態になったことによっての「幸せ」は消えてゆく。
なぜなら、その「幸せ」を求めた私の思いの始まりは、
その「幸せ」を求めているわけではないから。
では、私そして『わたし』が求めている幸せは??
私が『わたし』を知らないように、
私には『本当にわたしが幸せな状態』を知らないかもしれない。
それなのに、
私は自分が幸せになるための役割を考え、その想定内に自分を治めようとします。
とってもとっても無意識に。
だから、気づいてみましょう。
私をいろいろな状態でコントロールしようとしている自分に。
役から外れることによって、
いろいろな自分、そして今この瞬間を受け入れることができるかもしれません。
新しい感覚で今を楽しむことができるかもしれません。