Reonel

惰性という感覚から抜けるみち

「今年もあと5カ月。
来年は何をしているんだろう・・・。
まあ、この仕事をしていると思うけど。
惰性で・・・」

先日そんな友人の言葉を聞いて思い出したこと。

以前私はルーティンをただただ繰り返す毎日の中、

私は何のために生きているんだろう
何のために生きているんだろう

と思ったことがありました。

そう、私も惰性で毎日を生きていた。

自分が何をしたいのかわからず、
一般的な常識の中の「すること」に身をゆだね
自分の感覚を忘れて生きていた。

だからふとした時、
「何のために生きているんだろう」
と感じていたんだと思います。

好きなことを見つけようとしたり、
趣味を見つけようとしたり、
出来ることを増やそうとしたり、

自分を、自分の人生をなんとかしなきゃ
そんなふうに焦っていろいろチャレンジをしました。

それぞれ、その時は楽しく感じたりもしたけれど長続きせず。

たぶん新しいことが新鮮で楽しく感じたのだと思います。

そして、新しいことをチャレンジしている自分に、
今までと違ったことをしている自分に、
できることが少し増えていく自分に、
うきうきしていた気がします。

でも、次第にその新しい感覚に慣れてきて、
ふつうに変わったとたん興味が薄れて
いつしか興味が失せたり、無意識になる。

どう表現したら良いかわからないけれど、
自分の外側、表面にばかり意識をとられて生きてしまって、
いつの間にか常識やふつうに身をゆだね、
自分の内側に響く感覚を失ってしまったんだと思います。

どんな一生を過ごすのかは、
その生の中で何を体験するのかは、
どんな生き方をしたいのかは、
本当にその人次第だと思います。

ただ、惰性という感覚から抜けて
「本当に自分らしく生きたい」と思った時は、

自分のすることが、
自分の内側からくるものであったり、
自分に内側に響く生き方でありたい

そんなふうに心の照準を合わせて

その感覚を取り戻せるように
妥協をしないで、自分を誤魔化さないで、
丁寧に生きていくことが大切なのだと思います。

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