
「わたしには何もない」
そんなふうに何度と思ったある時、
ふと思いました。
何かを「する」ことでいつも終わって、
「育てる」ことをしてこなくなかったですか?
耳にされたことがあるかもしれません。
わたしたちが意識を保っている時間は、本当に短いと。
つまり、多くの時間無意識で、習慣で過ごしていることがとても多いよう。
そういえば、
わたしは目の前の毎日を、
わかりきっているルーティーンのように、
今までの習慣で、今までやってきたやり方で、時に当たり前のように
こなしていた。
そこに意識はあったのかな?
例えば、
今までのやり方で合わないことは批判し、
新しいことには不安を感じて物怖じし、
いつもの状態に安心し、
わかりきっている流れに無意識でいなかっただろうか。
そんな状態って、新しいその時その時を感じることってできるのだろうか?
してこなかったかも・・・
そんな状態で時だけを重ねてきたら、育たない。
ときどき感じていた
「わたしの中は空っぽだな」
は、ここからきていたのかもしれない。
本当に本当に、自分の「生」が満たされた生き方って
どんな生き方だろう・・・。