
目覚めるために一番最後に邪魔するのが「プライド」という感情だと聞いたことがあります。
そんなプライドって、どのようなものでしょう。
例えば、
これまで学んできた自分。
これまで魂を磨いてきた自分。
そんな自分に『自分が存在する価値』を置いていると、どこかで
「わたしはもう、流れの中で生きている」
「もう自分のことは自分でわかっているし、自分でなんとかできるから大丈夫」
と思うことがあるかもしれない。
または、人のアドバイスを素直に受け取ることに難しさを感じるかもしれない。
でも、自分の出会っていて捉えている、見ている、聞いている状況は、
やっぱり自分のフィルターを通して観ていることが多いんです。
なぜなら、わたしたちの意識は何かにフォーカスするようにできているから。
もちろんそれが悪いことではないけれど、
わたしはもう大丈夫という気持ちは、気づかずに頑張ったりバリアを張りやすかったりする。
状況や他人に対して、そして何より自分自身に対して、素直になれない自分ができてしまう。
それは結局自分を不自由にしてしまう。
自分の見ている世界は、どうしても自分のフィルターが掛かるんだと気づいていることで、
素直に周りの人の助けを得られたり、協力し合えたり、
その中で、本当に大切なことに気づけたりするんだと思います。