Reonel

育まれてゆく関係

久々に実家の近くの桜並木を歩きました。

三浦に越してからも、この並木道を何度となく通っていましたが、
木々を見ながらゆっくり歩いたのは7、8年ぶりかもしれません。

久々に歩いてみてビックリしました。

私が小さいころからしたら、木々も大分大きくなっている。
まあ、それはそうでしょう。

でも驚いたのは、多くの木々が斜めに傾いているのです!!

自分自身では身体を支えられなくなっているのか
多くの木々に支柱が施されていました。

その様を見て、
この木々たちとこの地に住む人たちの関係は
ひとつの季節ごとに大切に育まれているんだろうな
と感じました。

それは、ただただ「きれいだね」とか「美しいね」とか
いわゆる良い面だけで築かれた関係ではないと思います。

例えば、花が咲く季節、確かに木々は美しく楽しませてくれるけれど、
そこに集う人たちによるゴミや騒音が問題になることもあります。

散った花びらや落ち葉の処理などで手がかかるかもしれない。

そこでしかわからないさまざまな側面でさまざまな思いが生まれ
思考錯誤しながら関わりあってゆく。
そうやって相手の一面一面を知って認めてゆく。

関係は、そうやっていろいろな場面を通して築かれていきます。

良いとか悪いとか好きとか嫌いとか表面的なものを越した
もっと深い部分での繋がりはできてゆく。
そこで向き合った分だけ大切なものが確かに築かれてゆくんだと思います。

それはもちろん人と人の関係も同じ。

大切な人と、奥底と奥底で出会っていますか?

さて、三浦海岸駅前の河津桜は
ちょっとだけ花が咲きはじめました♪

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